アジャイルプロセス協議会

見積・契約WG および アジル経営WG など

大槻, 2014.02.09



2003年7月が創立のアジャイルプロセス協議会は、数多くのワーキンググループが活動しています。協議会創立時から現在まで続いている老舗のWGもありますし、総会時セミナーでの招待講演に触発されて活動を開始したものもあります。弊社メンバが関わっていた(いる)ものは、以下の通りです。

見積・契約WG

アジャイルプロセスであるか否かに関わらず見積りや契約は、ビジネスという観点から避けて通れない基本的な事項です。これについて、検討しようというのが、見積・契約WGです。また、深い議論をしつつ、地方との交流をしていこうということで、半年に1回程度の頻度で地方都市、あるいは、温泉保養地を訪問しています。
最近の訪問先は、以下の通りです。

・2007年7月23日 高松
・2008年1月14日 沖縄
・2008年6月8日 強羅
・2008年9月1日 函館
・2009年2月9日 広島
・2010年5月23日 島根
・2010年11月8日 名古屋
・2011年12月12日 金沢
・2012年6月4日 長野
・2012年12月8日 沖縄
・2013年6月30日 奥鬼怒

2012年12月の沖縄合宿時に、『アジャイルプロセスの未来』と題する簡単な講演をしました。協議会活動含めて全体の状況をわかりやすくまとめています。

apa_okinawa_20121202_2100.pdf

アジャイル・ソフトウェアセル生産WG

2005年の協議会総会時セミナーで松本吉宏教授の講演でソフトウェアファクトリーズがあり、それを契機としてアジャイル・ソフトウェアセル生産WGの活動を開始しました。設立趣旨は、以下の通りでした。

  • 行列ができるソフトウェア設計事務所を目指し、ソフトウェアセル生産方式や諸々のアジャイルプロセスの適用を検討し、日本のお家芸であったソフトウェアファクトリーの現代版を検討し、世界に向けて発信していきます。仮想的な事例を設定し、かつ、開発環境も使用しながら推進いたします。

毎月1回の頻度で会合を開催し、2006年6月には『アジャイル・セル オープンフォーラム』というイベントを恵比寿で開催しました。

apa_acsd_forum_overiew_20061013_v5.pdf

以降、2009年度末まで活動し、発展的解消しました。

アジル経営WG

アジャイルプロセスについて研究してきて、一つの大きな結論は、「広義のアジャイルプロセス」、すなわち、ビジネスプロセスと開発プロセスとが連動した全体を扱わなくてはならないということです。この延長線上に、「アジル経営」の活動を位置づけると分かりやすいと思います。近年、ビジネスアナリシスやBABOKなども注目されてきているので、本質的な検討をきちんとしておくべき時期にきています。
WGリーダは川添真智子氏、IIBA方面の方々も参加して、2013年度より活動を開始しました。各自「自由研究」方式で検討を進めていくことにしています。私の自由研究テーマは『経営ロボットの研究』です。

agilemng_20130624.pdf

知働化研究会

知働化研究会は、2009年7月より開始しました。主題は、アジャイルプロセスにとらわれることなく、次世代、かつ、もっと本質的な探求をすることを目的としています。詳しくは、→こちらへ。