探求 CHIDOUKA

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KANZUME

CONCEPT

ようこそ、缶詰会へ

Welcome to KANZUME World.

2003年7月にアジャイルプロセス協議会が設立され、その中でワーキンググループ活動として2009年7月から知働化研究会が発足しました。以来、ソフトウェアの構築・維持の領域を対象として先進的な探求を行っています。「缶詰会」は、書籍の発行を目標として、集中的に議論・執筆活動を行う場として、2019年12月より活動する場で、おりしも2020年から新型コロナパンデミックの影響もあり2週間に1回程度のペースでリモート会合を続けてきています。本サイトでは、その活動の一部を垣間見ることができると思いますし、できれば議論に参加していただければ嬉しいです。

Agile Process

Executable Knowledge and Texture

KANZUME-Kai

 

DIRECTION

缶詰会という社会アーキテクチャ

Social Architecture for KANZUME-Kai.

缶詰会を支える仕組み(制度設計)を考えよう:要求
  • メンバ間のコミュニケーションを通じ、お互いに学習・成長し、新たな認識を得ること
  • 知の深掘り・討議と蓄積ができるようにすること
  • 何らかのまとまった成果を世に問うことができること
  • 社会貢献(ナッジ、社会的インパクト)に見合う収益を得ることができること
  • Twitterのメッセージほど短くなく、論文・書簡ほどオーソライズされていないダイナミックな知の醸成
参加メンバのメリット
  • 新たな課題、根本問題への道標・道筋を得ることができる
  • 潮流を読み、創造的成果を生み出すことができる
  • 検討を通じて、貢献とそれに見合った収益が得られる
  • 他の専門家や達人(プロ)の協力を得られる
  • 知的欲求・探究心を満たすことができる
缶詰会を支える仕組みの実装
  • テーマ発見、問題設定、分析、統合といった一連のプロセスを支援する
  • メンバはオープンであり、活動に共感する人々
  • メンバ設定は、コーディネータによる選択・選別権限による
  • まとめは、エディタが行う公開・サービス提供、出版などの成果物に対して権限を持つ
  • ファシリテーション+マネジメントがゆるく存在する
  • 活動を維持する役割:コーディネータ、エディタ、ファシリテータ、リサーチャー、ディレクタなど
缶詰会の哲学・姿勢
  • 継続は力
  • 書いたものしか残らない
  • メンバへのリスペクト
  • 語り得ない事柄は、示し得るのみ
  • その時々で、各主張(メンバが持ち寄る知)には無矛盾、一貫性が在る
  • ただし、過去との矛盾は問わない(認識の変化)

書籍構成

書籍(成果物)の方向性については、第1部の個別実践論(知の探求と実践)と、第2部の背景知識(知の系譜)とから成り、それぞれが織物のように絡み合った(インターリーブ)構造になっています。楽しめる文様(texture)が現れてくると想います。いわば第1部の各論を第2部で横串を刺して統合するというイメージになっています。

 

知の進化

書籍としてまとめられるまでには、その発想・構想段階から、調査・分析段階を経て、統合するというプロセスを繰り返していきます。その過程でさまざまな人々との議論をすることによって、より洗練された知に昇華していきます。この認識の変化のプロセスを促進する場を設定しているのが「缶詰会」です。